12月になり、雪が降る日が多くなりました。
雪の日は、車の運転も怖いですし、歩くにも気をつけないと危険です。
また、何よりも雪が降っているときに外での仕事は寒いです。
周りに「北海道だと、冬になったら仕事ないでしょ?」と言われたりしますが、
そんなことはありません。
冬には、大切な「雪かき」の仕事があります。
今回は、そんな雪かきの様子を紹介します。
まず、雪かきの必要性
ご覧の通り、雪が積もっています。
実家の長野ではまだ雪がここまで降っていないので、やはり寒いのだと言えますね。
最低気温、-17℃という、今まで経験したことのない温度を体験しました。
寒かったです。
ビニールハウスにも、このように雪が積もってしまっています。
雪は重いので、たくさん積もるとビニールハウスがつぶれてしまいます。
そのため、ビニールハウスを守るために雪が多く降る日は「雪かき」をしないといけません。
この時期は、天気予報を欠かさずに見ます。
やり方
ビニールハウスの上は届かないため、このような専用の道具を使います。
雪がおおせるようにこんなに長い棒です。
私の身長が145㎝なので、私が持つとこんなに長く見えます。
こんな風に持って、ハウスの黒いバンドとバンドの間の雪をかきます。
これで雪を下に落とした後に、今度は下に落ちた雪をスコップを使いかき出します。
かき出した雪は、ショベルなどの機械を使い外に運び出します。
ビニールハウス内
ちなみに、ビニールハウス内は、細い棒とこのような黒いビニールシートでトンネルを作り、
地面が凍らないように対策します。
ハウス内の真ん中の通りには支柱も降ろし、雪の重みでつぶれないように対策します。
おまけ
余談ですが、北海道ではひどく寒く、凍りつくことを「しばれる」と言います。
「今日は、しばれるねー。」とか、「ハウスの扉がしばれて開かなくなっちゃった。」のように使います。
実際に、ハウスの扉は開かなくなったり、反対に閉まらなくなったりとありました。(笑)
最初に聞いたときは、どういうことだと思いましたが、何度も聞くと慣れました。
調べたところ、東北地方でも使われるようです。
まとめ
以上、雪が多く降る北海道ならでは作業でした。
寒い雪の中でも、雪かきをすると暑くなり、良い運動です。(笑)
作物を作っていなくても、ハウスを守らなくてはいけないとは大変だと思いました。
北海道のような寒い所では、このような目に見えない苦労もあるのだと知りました。
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