11月になり、ここ長野県では玉ねぎの定植の真っ最中です。
今回は、そんな長野での玉ねぎの定植について紹介します。
北海道と府県との栽培時期の違い
北海道では、春に植える春まき栽培でしたが、府県では一般的に秋まき栽培がほとんどです。
タマネギは、25℃以上の気温では、生育が抑制傾向になるので、気温が高い府県での春まきは、一部高冷地以外は難しいです。
また、春まき栽培は、高温・多湿の梅雨期を経て生育が進むため、秋まき栽培に比べて
病害虫の発生が多いと言われています。
北海道は梅雨がないとも言われているので、病気にかかるリスクも少ないのです。
(ここ最近は、梅雨みたいな天候になることもありますが…)
そのため、東北あたりの比較的冷涼な気候の地域では、
春まき栽培をして端境期に出荷しているところもあるようです。
定植について
定植機械
井関農機の歩行型半自動野菜移植機ナウエルナナちゃんです。
1人乗りで楽々同時4条植え
機械に乗ったまま、ターンテーブルに苗を供給するだけの簡単操作。
井関農機株式会社 ナウエルナナ
女性や高齢者でも1人で余裕をもって楽に作業できます。
1行程で4条分植付ができるので、旋回数も少なく、能率よく植付け作業ができます。
32個の苗を供給するカップがターンテーブルとなっていて回転するので、そこに苗を入れていきます。
やり方
このように基本、後ろ向きで進んでいきます。
走行の操作は基本足で行います。
苗をカップに入れることと、時々後ろを見てマルチの真ん中を通るよう走行の調整しないといけません。
やってみると苗を入れるのでいっぱいで後ろを見るのが意外と大変でした。
最初に張っておいたマルチに、4条で植わっていきます。
時々、土の塊や地面がへこんでいたりすると上手く植わらないので、
手の空いている人が後ろからチェックして補植していきます。
私が機械に乗っている写真です。
まだまだ操作が不慣れなのと、人の手が余っているので2人にもついてもらい、補助してもらいました。
まとめ
以上、玉ねぎの定植についてでした。
北海道とは植える時期も、使っている機会も全然違い勉強になりました。
やはり、苗を入れるのにいっぱいで後ろを見ながら操作するのが難しいと感じました。
補助なしで機械操作できるようになりたいです。
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