山上産業さんでは、玉ねぎをメインに生産しています。
また、山上産業さんが出荷している、JAきたみらい(JA温根湯・JA留辺蘂・JA置戸・JA訓子府・JA相内・JA上常呂・JA北見市・JA端野の合併)はなんと、玉ねぎの生産量が日本一です!
日本の1年間の玉ねぎの収穫量は107万トンです(2013年データ)。
この収穫量を都道府県別で見ると、1位は北海道。
全国の収穫量の50%以上を占めています。そして、この北海道の生産地の40%を占めるのが、ここきたみらい地域です。
そう!つまりきたみらい地域は日本一の玉ねぎの産地なのです!JAきたみらいは全国の消費者の食卓に、年間で23万トン(国民1人当たり10玉に相当)の玉ねぎを出荷しているんです。
http://www.jakitamirai.or.jp/nousantop/onion/#fourth
すごい量がこの辺りで作られていることが分かります。
そのため、最近は玉ねぎの収穫・出荷作業をしています。
色んな作業を見てきたので今回は玉ねぎの作業をまとめてみました。
葉分け
玉ねぎの根を切るトラクターを動かせるように、玉ねぎの葉を分けます。
玉ねぎが1畝に4列植えてあるので、外側の2列の葉を内側2列に倒します。
下の写真のスクーターのような道具を使います。
手で押しながら進みます。
葉分けした後は、こんな感じで両側2列が内側に倒れます。
根切り
収穫のため玉ねぎの「根」を切ります。
専用のトラクターで根を切り、玉ねぎを土から離します。
これで、玉ねぎの生育を止めます。
根切り作業をしなければ、変形球ができてしまったりします。
これで、玉ねぎを土の上で日干しして「乾燥」させることで、玉ねぎの「皮」に色がのります。
根切りしてすぐは葉が青いですが、数日たつと下のように葉っぱが枯れあがります。
玉ねぎの茶色の皮は日を当てることで色づくとは知りませんでした。
驚きです!
デガー
畝にある玉ねぎをデガーと言う機械で4列の玉ねぎが1つの山として寄せます。
根切りした状態では、ただ畝に玉ねぎが並んでいますが、
デガーによって玉ねぎがまとまり拾いやすくなります。
続きの作業は、玉ねぎ2 を見てみて下さい!
まとめ
以上、デガーまでの流れでした。
玉ねぎの作業は色々ありますが、かなりの量があるので機械を使う作業が多いです。
そのため、見たことがない作業ばかりで興味深かったです。
この記事へのコメントはありません。