田中農園さんで、2ヶ月半働き大変なこともありましたが様々な経験をして、
学ぶことが多かったです。
技能面もありますが、考え方などで学んだこともありました。
今後の私の働き方や考え方にも影響を与えました。
今回は、そのような大切なことを厳選して3つにまとめてみました。
①他よりも少しおいしいものをつくる
これは、農園の社長さんが何度も言われていたことです。
「特別おいしいものは出来ない。だけど、他のモノよりちょっとおいしいものを作れば良い。売れる。
そのためには、少し肥料にこだわったり育て方にこだわって作ることが大切。」と、
私が最初に農園のポンカンを食べ「おいしい!」、と言ったところこのようにおっしゃっていました。
その言葉の通り、田中農園さんは肥料に酒粕を使ったり、農薬を減らして栽培したりしています。
このようなこだわりがおいしさの秘密なのかもしれません。
②入口・出口・通り道を意識する
これは、特に大切だと気付かされました。
まず、一番は入口・出口と通り道に「モノ」を置かないということが大切です。
通り道を塞ぐことになりますので。
そして、「入口~出口までの流れを意識する!」これが大事になります。
農業となるとどうしても、こっちで収穫してあっちで梱包して・・・。などの作業になりがちです。
原因は、作業スペースがないことや農家さんというとあまり「効率!効率!」と考えないからだと思います。
しかし、少し意識することで作業スピードが断然変わります。
例えば、料理でも、こっちで切って、隣で炒めて、最後にお皿に、みたいに作業に流れが大切です。
梱包作業の場合でも、左から箱作り、中身を入れて、右に完成品(出荷品)をもってくる。
これだと、あまりモノを動かす必要がないし、あっちこっちに人が動く必要もなくなります。
それだけで、時間的コストの削減につながります。
私自身、まだまだ出来ていない時があり、注意も受けるので、もっと意識して行動しないとなーと、思います。
③質を落とさない
これは、今後農業をやっていくのに大切なことです。
「おいしい」と、買ってもらっている品質を保つことが大切。
天候や時期によって多少は品質が変わってしまうかもしれない。
だけれど、ある一定の基準は保たないといけない。
そこのラインを破ると「今」は買ってもらえているかもしれないが「次」も買ってもらえるか分からない。
と、とても重要なことです。
また、これは「品質」だけでなく「価格」にも当てはまり一度安売りをしてしまうと
次もその価格で売らないと売れなくなってしまう。
多少は、取引先と価格交渉があるかもしれませんがある一定の価格は守ることが大事だそうです。
そして、その分強気で売れるような「良いモノ」をつくる。これが、必要になるそうです。
将来、農業でやっていくのに大切な考え方を教えてもらいました。
まとめ
以上、田中農園さんで教えて頂いた重要なことをまとめてみました。
私も今後の農業をどうやっていくか分かりませんが、
何をやるにもこの3つの考え方は当てはまるので大切にしていきたいです。
ぜひ、参考にしてみてください!
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