7月から北海道に来て、約1ヶ月ずつ様々な場所に飛び回って色んな仕事を経験しています。
10月からは、ワインぶどうの仕事をすることになりました。
最近、色んな所ではやっているワインぶどう。
私の地元でも千曲川ワインバレー構想として、ワインぶどうを作る方が増えてきています。
今回は、そんなワインぶどうを収穫する作業を紹介します。
今回お世話になったところ
清水町のワイン愛好会でつくった「清水ワイン研究会」
町内産のぶどうを使い、さっぽろ藤野ワイナリー(札幌市)で醸造してもらっています。
ポイントとなるのが、ぶどうをワイナリーへ搬入したあと、同ワイナリー指導の下自分たちで仕込みとプレス作業を行うことです。
その後は、木樽で熟成・瓶詰め・最後のラベル貼りまでを一本ずつ手作業で行うそうです。
収穫して、あとは任せるという形ではなく、自分たちで関わり作り上げるという形です。
作るワインは自然派ワインで、ワイン業界ではフランス語のヴァン ナチュール(Vin Naturel)というそうです。
調べたところ、
ヴァンナチュールの定義は
①有機栽培のブドウ
②天然酵母で発酵させる
亜硫酸塩(SO2)を添加しないか、もしくは極力少なくしてつくる
参考:・知っておきたい自然派ワインの基礎知識!ヴァン・ナチュールって?ビオって?
・「ヴァン・ナチュール」「ビオロジック」「ビオディナミ」――オーガニックワイン分類の分かりやすいまとめ
この方法で作られたワインをヴァンナチュールといいます。
色々と人間が手をかけるのではなく、ぶどうの酵母が持つ自然の力で醸造します。
ぶどうについて
清水町のぶどうを使います。
ほぼ山ぶどう系品種で、山ぶどうとセーベルのかけ合わせと言っていました。
いくつかの品種も混じっているそうです。
収穫の方法
ぶどう畑です。樹を植えて今年で6,7年目になるそうです。
6反の大きさです。
*粒抜きしていないぶどう。青い実やしなしなになった実。 (前日までの作業)
収穫した後から、ぶどうが酸化していき味が悪くなるため、収穫後すぐに醸造するのがベストです。
ここでは、収穫は1日で終わらせてしまいます。
そのため、すぐに収穫できるように前段階で一度悪い実をハサミで粒抜きしています。
そのおかげで、今回の収穫では粒抜きをほとんどせずぶどうを房ごと切っていきます。
このハサミで切っていきます。
ワインぶどうは樹が低いため、身長が低い私でも作業がやりやすかったです。
たくさんのぶどうが取れました。
朝から始めて、ちょうど日が暮れ始めるときに作業が終わりました。
明日は仕込み作業になります。
おいしいワインができるといいです。
おまけ
少しぶどうをもらって食べてみました。中身は黄緑色の実です。
本当に山にある山ぶどうの味で、酸味が強いですが食べやすかったです。
まとめ
以上、ワインぶどうの収穫についてでした。
こういった小規模でもワインを作れるのだと知る機会が得れました。
明日の仕込み作業はどんな感じか楽しみです。
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