野沢菜と言ったら、長野県ではとてもメジャーで欠かすことのできない野菜です。
現在研修している所でも、作っていたのでその収穫作業をしました。
よく野沢菜の漬物を食べていましたが、知らなかったこともあり勉強になりました。
今回は、そんな野沢菜の収穫について紹介します。
野沢菜について
野沢菜は、長野県の野沢温泉村で作られてきたことからその名が付いた漬け菜です。
耐寒性に優れており、霜にあたり、より甘みを増します。
寒い信州、冬はこたつに入りながら漬物を食べる、というのが昔からの風習になっています。
漬けることによって、乳酸菌発酵によるうま味が増えます。
長野県では10月下旬頃から収穫が始まり、11月下旬頃まで行われます。
この時期になると直売所には2㎏、5㎏、10㎏の単位で野沢菜が売られています。
収穫について
道具
・包丁
やり方
畑に野沢菜がすじ状に植わっています。
収穫前に霜が降りたので、糖度も増していると思われます。
包丁を株元に当てて切ります。
黄色くなった老化葉(外葉)は、手で取り除きます。
そして、量りに乗せて2㎏や5㎏などの束にします。
最後にビニールひもで縛って、漬物樽に漬けやすいように先っぽの葉を少し切り落とします。
出荷はこのまま紐に縛られた状態で近くの直売所に並べられます。
今年は、地域の野沢菜の生産があまり良くなかったのか品薄のため、店に出したらすぐ売れたそうです。
おまけ
みなさんは、この上の写真が何の野菜か分かりますか?
実は、野沢菜はカブのようになっているのです。
私は、なんとなくホウレンソウみたいな葉っぱだけのイメージをしていましたが、本当はカブのようになっていてカブの葉っぱだけを食べているのです。
普段食べている野沢菜ですが、今回収穫する機会があり大変おもしろいことを知れました。
このようにカブは収穫しないで上の葉っぱだけを切り出荷します。
しかし、私はカブなら食べられるだろうと思い、持って帰って食べてみました。
レシピサイトクックパッドにも色々載っていました。
詳しくはこちらをどうぞ 野沢菜 蕪レシピ
実際に塩もみして千枚漬けみたいにしたり、みそ汁に入れたりしてみましたが、おいしく食べられました。
油でいためてもおいしいという話を聞きました。
せっかく食べられるなら捨てたらもったいないなと感じました。
まとめ
以上、野沢菜の収穫についてでした。
普段食べている野沢菜がどのように作られているのか見ることが出来ておもしろかったです。
勉強になりました。
来年は自分でも野沢菜を漬けてみようと思います。
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