丸山フルーツ農園に来て1ヶ月ちょっと経ち、果物も成長してきています。
1週間前と比べると、いつの間にこんなに大きくなったのかと思うことも多いです。
そこで、今回はここまでに作業とともに桃とぶどうの生長をまとめてみました。
桃
摘果
摘果前の桃です。これを摘果して、実を減らします。
詳しくは、桃の摘果についてを見て下さい。
まだ実は青いです。
太陽が当たる場所の実や早生品種の実は桃色に色づいてきています。
袋がけ
虫や病気を防ぐために桃に袋がけをします。
詳しいことは、桃の袋がけを見て下さい。
早生品種は、袋がけしないモノが多いです。
これらはもう色づいてきています。
極早生はもう立派な桃になりました。
丸山フルーツ農園では、一番早い品種「ふくおとめ」を6月1週目には収穫しました。
桃は7月が初めのイメージがあったのでこんなに早い品種もあるのだと驚きました。
ふくおとめ→てまりひめ→ちよひめ→日川→日川白凰→・・・と続いていきます。
品種によって味や特徴が異なりますが、色んな品種を作る一番の理由は「リレー方式」で長く出荷することが出来るということです。
極早生~晩生の品種を作ることは出荷を切らさないという点で大変有利です。
丸山フルーツ農園さんの場合は観光業であるので、7月~9月ごろまで長く楽しんでもらうことが出来ます。
除袋(じょたい)&反射シート(シルバーシート)
袋がけした桃は、大きくなり実の色がグリーンから黄色になったら袋を外します。
この作業を「除袋」といいます。
その後、反射シート(シルバーシート)を畑に敷き、太陽の光を反射させて桃の実に当たるようにします。
これにより日光が当たった実は黄色から赤く色が変化します。
この作業で桃を赤く色づかせます。
収穫
収穫は、かごを持ち傷がつかないように丁寧に行います。
桃は大変デリケートな果物です。
少しぶつけただけで傷み、腐ってしまいます。
観光農園ではなく、販売などだけの農家さんは素人には収穫させないというぐらい慎重で技術のいる作業です。
たくさんの桃が収穫出来ました。
少し食べさせてもらいましたが、とってもおいしかったです。
桃好きにはたまりません!!
ぶどう
まだ花が枯れた状態でぶどうの粒とは言えない状態です。
1回目のジベレリン処理→摘房と作業を行っていきます。
それによって実が大きくなりました。
ジベレリン処理2回目
実がこんなに大きく成長しました。
詳しくは、ジベレリン処理を見てみて下さい。
ジベレリン液には成長剤が入っているので、この作業でさらに実が大きくなります。
ただし、種がある方がおいしい品種(甲州ブドウ等)などはこの作業をしません。
摘粒
生長して手と比べてここまで大きくなりました。
実も張ってきています。
実を1粒ずつ切って逆三角形の形に整えます。
ぶどうの形を決める重要な作業です。
詳しくは、ぶどうの摘粒(粒抜き)を見て下さい。
まとめ
以上、桃とぶどうの生長記録でした。
作物は成長が目に見えて早く、驚きとうれしさを感じながら作業しています。
桃はもう既にモノになってきていますが、ぶどうはこれからさらに大きくなり、色づいてくると思うと楽しみです。
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