農家への道のり

これが本場の石拾い⁈

今いる 山上産業さん は、畑がたくさんあります。
くっついた場所にあるところもあれば、離れたところにある畑もあります。
さらに、石があまりない所や北海道ならでは火山灰が多い所、去年の災害で大変なことになっている所など様々な状況です。
その中で、今回は河川のそばで石がたくさん出てくる所を整備するために、
「石拾い」をした様子を紹介します。

目的

石を拾う目的としては、
①植える作物が生育しやすいよう
②機械が入りやすいよう
の2点があります。

①に関しては、石があっては作物の根が上手く伸びず、
またジャガイモののように下に育つものの場合、変形した実が出来てしまいます。

②に関しては、大きな石があると機械の刃などが当たって、刃が削れたりしてしまいます。
また、機械で植えるときにも植えにくくなります。

これらのことを防ぐために、石を拾います。

トラクターを使っての石拾い

以前いた、高知県の時は、下のような機械に乗せるだけでことが足りました。

IMG_9586[1]

石の大きさも、大きいのもありましたが、運べるぐらいのものでした。
そして、このくらいのモノも全て拾っていました。

IMG_9196[1]
詳しい様子は、こちら から

しかし、北海道ではスケールが全く違いました。
こんな大きなトラクターを使い、石を集めていきました。

IMG_0698

拾い方

みんなで横一列になりながら進み、石を見つけたら拾い、
後ろからついてきているトラクターのショベルの中にいれていきます。
小さいモノは、投げて入れていきます。

IMG_0713

地面にも石が埋まっているので、見つけたらシャベルで掘ります。

IMG_0719

中には、こんなに大きいモノもありました。
すごい大きさです。
男の人でも大変な重さがあります。
重すぎて、さすがに持てないモノも時々あったので、その時は持ってもらいました。

IMG_0716

これを、全てトラクターで回収して、石置き場に石を捨てます。

IMG_0717

握りこぶし以上のモノを取っていたのですが、それでもたくさん出てきました。
小さいのも取っていたら、季節が変わってしまうかもしれません(笑)

まとめ

以上、本場の石拾いについてでした。
「さすが北海道」と、いうところです。スケールが違いすぎて驚きました。
広い畑を石を拾いながら、往復しているので良い運動でした。
また、石の握りすぎで手の平がちょっと変な感覚になりました。
綺麗な畑なら良いですが、畑を整備することになったら大変なんだなーと学びました。

関連記事

  1. 農家への道のり

    農業を始めたいと思ったわけ。

    なぜ、農業を始めようと思ったのか?新卒で入社した会社を1年半で辞め…

  2. 農家への道のり

    初めての体験!花豆まき

    今いる、北見市留辺蘂町(るべしべ)での特産品として、「白花豆」がありま…

  3. 農家への道のり

    体力勝負!花豆の脱穀作業

    11月初めに花豆の脱穀作業をしました。5月に種(豆)をまいた花豆が…

  4. 農家への道のり

    農業アルバイト生活について その1

    さあ、この画像の苗はなんでしょうか?・・・正解は、「キュウリ」…

  5. 農家への道のり

    手で粒だけにする地味な作業!ワインぶどうの仕込み

    現在、ワインぶどうの仕事をしています。前日に収穫を終えて、翌日には…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

PAGE TOP