農業でよく言われることは「女には難しい」という言葉です。
確かに、その言葉に伴って、女性で農業をやっている人は少ないです。
では、なぜ難しいと言われているのか、実際に農家さんに聞いた話を基にまとめてみました。
デメリット
1、力作業が多い
農作業は、力作業が多いため男性より力の弱い女性は苦労します。
農業には土を運んだり、米の袋を運んだりと重いものを運ぶ作業があります。
また、体力面についても男性と同じ作業をするのは大変です。
経営者側としても、重いものを運ぶ際に女性には頼みづらく、気をつかい男性に依頼するようになると思います。
2、トイレが不便
家の近くに畑や農園があれば良いですが、家から離れた場所に農園がある場合があります。
その場合、作業中にトイレに行きたくなった時にわざわざ家やコンビニに行くには時間がかかるし大変です。
男性の場合は最悪茂みで、、、ということもありますが、女性にはそれができません。
3、安全の保証がない
研修生や社員で寮などがついている場合、男性と同じ場所に泊まるのは大丈夫かな?と考えてしまいます。
また、経営者側としても同じ屋根の下泊まらせるのは、危険かな?と考えて採用しない場合があります。
4、子供などがいると1番手にはなれない
独身の女性の場合であれば大丈夫ですが、結婚していて家族がいれば少し気を使うことになります。
農作業の忙しい時、残業などになりますが、旦那さんや子供がいる場合なかなか頼みづらいです。
また、子供がいれば休日も子供の行事があると思います。
そのため、なかなか戦力にはなりづらいです。
以上の4点の理由から、女性は男性より農業に苦労します。
しかし、これらを理解した上で是非とも頑張ってもらいたいと思います。
反対に、女性の方が男性より向いている点があります。
メリット
1、パックに入れるなどの細かい作業が得意
女性は、男性より手先が器用なので、収穫した野菜をパックに入れるなどの作業は女性の方が早いです。
実際に、製造業などでも細かい作業は女性のパートさんが多いと思います。
2、6次産業化などの農産加工品のアイディア目線がある
おしゃれなジャムやスイーツなどの加工品のアイディアは女性の方が思いつきます。
なぜなら、そういった商品を購入するのは主婦や若い女性だからです。
自分たちが欲しい!かわいい!と思ったものは考えつくやすく、実際に売れます!
まとめ
以上、女性が農業をやるのに大変だという理由をまとめてみました。
ほかにもあるかもしれませんが、いずれにしても農業を女性がやるのは大変ということですね。
けれども、女性には向いている作業などもありますので、ぜひそういった面で頑張って欲しいです!
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