前回の定植作業の続きを紹介します!
ここで紹介するチェックという作業が1番大切な作業になります。
チェックについて
その名の通り苗をチェックする作業です。
定植は、基本は前回紹介した定植機で植えるのですが、
半自動であり、確実ではないのでそれを1つ1つ見て手直ししていきます。
定植機の後ろについて苗を直していきます。
この手直しで、大切なことは3つあります。
1つは、苗を押さない。
家庭菜園では、よく苗を定着(活着)させるために、苗を最後に押したりしますが、ここでは禁止事項です。
できるだけ苗にストレスを与えず、触る時間を短くして、最後の土に定着させる作業は水をあげる作業で行います。
田んぼだからこそできる作業なのかもしれません。
2つ目に、苗を深くまたは浅く植えない。(ちょうどよい深さで植える)
*注 写真の植え方は深すぎます。双葉がマルチの外に出るくらいの深さにします。
3つ目に、苗を真っ直ぐ植える。
*注 写真の植え方は苗が曲がっています。根が真っ直ぐになるように植えます。
以上の3点です。
これを守りながら、1つ1つ苗を直していきます。
チェック漏れがないように、1つ1つ苗を触っていきます。
この苗を直す作業も大変ですが、何よりこの体勢をずっと続けているのが大変です。
私は1日中やると腰が痛くなります。
水くれ作業
チェックが終わると、最後に水をあげます。
ホースの先に手袋にをつけて水をあげます。
苗の隣に水をあてて、そこ(マルチ上)にある土を苗とマルチの隙間に流し込むような感じです。
この水くれ作業をしながら、チェックの漏れやミスを修正します。
定植の最後の砦となります。
水は用水路からくみ上げています。
こういうことが出来るのも、田んぼを使っている強みかもしれません。
ホースが苗をつぶさないように、畝の端にこのようなホースガイドローラーを設置します。
これで、水くれの際に「ホースがはさまって伸ばせない」や「農作物に当たってしまう」という心配がなくなります。
まとめ
定植には、以上の定植機・チェック・水くれ作業によって行われます。
この定植により、レタスの出来も大きく左右されるのでとても大切な作業になります。
どうしたら無駄なく上手くできるか考えながら作業していきたいです。
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