11月初めに花豆の脱穀作業をしました。
5月に種(豆)をまいた花豆が成長して、いよいよ最後の作業です。
豆は濡れてしまうと品質が悪くなってしまうため、雨や雪の日を避けて作業しました。
途中で雨が降ってきたときは、作業を中止したときもありました。
また、作業はなかなか体力勝負でした。
今回は、そんな脱穀作業についてまとめてみました。
脱穀の機械
機械に入れると米や大豆の脱穀機のように、殻(さや)と豆とに分かれます。
豆はこの写真の煙突のようなところから出てきます。
やり方
前回のニオ積みで積んだ花豆をはがしながら脱穀機に入れていきます。
1つのかたまり(山)にいくつもの花豆が重なっていますが、脱穀機に入れるため山を崩します。
作業は、主に山を崩す(豆をはがす)人と脱穀機に入れていく人、
その人が入れやすいように束を渡していく人とに分かれます。
積み重なった花豆は乾燥され、ペタッと板みたいに平らになります。
しかし、花豆はつるがあるためつる同士が絡みついていて、崩すのにも苦労します。
豆山を崩して、それをさらに小さいかたまりにして脱穀機に入れます。
板状になっているため、豆同士を「はがす」という言葉がとても合っています。
下に山上産業さんの実際の動画があるので、見てみて下さい。
文章で見るよりも分かりやすいです。
引用:山上産業 https://www.facebook.com/yamagamisangiyou/videos/1740814765991069/
脱穀終了
脱穀された白花豆です。
とってもきれいな色形です。
1つの種(豆)からたくさんの豆ができるとはとても感慨深いです。
まとめ
豆まきから、竹差し、竹縛り、つる上げ、(補植)、つる刈り、ニオ積み、
ときて「脱穀」という長い闘いでした。
今回、山上産業さんに来たことで「花豆」という珍しい作物の1年に関わることが出来て良かったです。
今後、自分で何を作るか分かりませんがとても良い経験になりました。
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