11月中旬に伏せ込んだアスパラガスが、12月にはもう伸びてきて収穫が始まりました。
そのため、国内産のアスパラガスが少なくなる一方で、需要があるクリスマスや年末年始に向けての出荷にも間に合いました。
正直、伏せ込んだらこんなにも早くに萌芽してきて収穫できるとは思いませんでした。
今回は、伏せ込み栽培の方がしてきた様子や収穫について紹介します。
生長(萌芽)の様子
伏せ込み直後(11月14日)
1床伏せ込みが終わりました。
伏せ込んだ後、もみ殻をひき、水をたっぷり与えました。
また、トンネルをして保温します。
保温開始(16日~17℃、21日~20℃)
保温するための通電はいきなりせずに、アスパラガスを環境に馴染ませてから(3日ぐらい)、
始め17℃3日間、その後20℃にして徐々に温度を上げます。
伏せ込み1週間後(21日)
もみ殻からわずかにアスパラが出てきました。
伏せ込んでから1週間で、3本萌芽しました。
保温シートをかけて日光に当たっていないため、ホワイトアスパラになっています。
地面(もみ殻)がボコボコしてきて、下からアスパラが出てくるのが分かります。
さらに2週間後
1床、長さ25m弱、幅1mの大きさです。
左の床には1400株、右の床には1645株が伏せ込まれています。
右の床の株の方が小さかったためより数が多く入っています。
どちらとも、たくさんのアスパラガスが出てきました。
全体的に細いモノが多いモノの、太いモノも生えてきています。
一時は、こんなに大量に出てきました。
通常栽培のアスパラガスと異なり、株が密集しているためアスパラガス同士が真横にあるため
隣のアスパラガスを傷つけないように収穫するのが大変でした。
収穫について
道具
- はさみ
- 収穫かご
やり方
12月でも長野県産のアスパラガスが収穫できました。
萌芽(成長)してくるのは、波があるそうで、現在は収量が落ちてきて1日1kg弱ですが、多いときは11㎏ぐらいありました。
Mサイズが多いですが、太いモノはボールペンと比較すると同じくらいの太さです。
Lサイズもちらほらと見られます。
まとめ
以上、伏せ込みアスパラガスの成長の様子と収穫についてでした。
単価はいいモノの、暖房費などがかかっているため収益が見合うかどうか今後検討していきたいです。
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